Wixのサイト編集履歴はバックアップと同じ?復元できるもの・戻らないもの
更新日:10月11日
Wixサイトの修正前に「何かあっても編集履歴から戻せる」と考えていないでしょうか。サイト編集履歴は便利ですが、サイト全体のすべてを同じ時点へ戻すバックアップとは限りません。
Wixの公式情報では、エディタで保存または公開した記録を確認し、以前のバージョンを復元できます。一方で、Wixブログ、Wixストア、問い合わせで集まった連絡先など、復元の影響を受けないデータがあります。
大きな改修を始める前に、何が戻り、何が戻らないのかを分けて考えておくことが重要です。この記事では、Web担当者が制作会社へ修正を依頼するときの確認事項を整理します。
この記事の要点 |
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サイト編集履歴で戻せるのは、主にページとデザイン
サイト編集履歴には、エディタ内で保存または公開したバージョンが記録されます。履歴から過去の状態を確認し、必要なバージョンを復元できます。共同管理者が加えた変更を確認できる場合もあります。
ページのレイアウトやテキスト、画像などを誤って変更したとき、以前の状態へ戻す手段になります。ただし、復元すると選んだバージョン以降の変更は失われます。元に戻したい箇所だけを選んで復元する操作ではなく、対象時点のサイトへ戻す判断だと理解しておきましょう。
Wix公式: サイト編集履歴を表示・管理する
Wixブログや問い合わせデータは、サイト復元では戻らない
特に注意したいのは、エディタで見えるページと、ダッシュボードで管理するビジネスデータが同じ扱いではないことです。
Wix公式の制限事項では、以前のサイトバージョンを復元しても、次のような内容は元に戻らないと案内されています。
◆ サイト復元では戻らない内容 |
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たとえば、ページデザインを昨日の状態へ戻しても、その操作だけで削除したブログ記事や問い合わせ履歴が昨日の状態へ戻るわけではありません。サイト編集履歴を、すべてのデータを含む完全なバックアップとして扱うのは危険です。
CMSも別に確認が必要です。サイト復元で動的ページのレイアウトは戻りますが、コレクションの内容とデータ構造は戻りません。これらを戻すには、CMSのバックアップを利用するなど、対象データに合う方法を確認します。
Wix公式: 保存したバージョンを復元する際の制限事項
Wixのサイト複製は、完全なバックアップではない
大きなデザイン変更の前にサイトを複製しておくと、公開中のサイトへ影響を与えずにレイアウトを試せます。Wix公式も、複製したサイトへの変更はライブサイトに影響しないと説明しています。
ただし、複製後に元サイトへ追加された変更が、自動的に複製サイトへ反映されるわけではありません。また、サイトを複製しても、すべてのビジネスコンテンツがコピーされるとは限りません。
そのため、複製は改修案を試す作業用コピーとしては有効ですが、日々更新される問い合わせや注文、会員情報まで保全する仕組みとは分けて考える必要があります。
Wix Studioサイトの複製は、ワークスペースや権限によって利用できる場所が異なります。複製できない場合は、担当する制作会社やサイト管理者に確認してください。
Wix公式: サイトを複製する
改修前に、変更対象と戻し方を整理する
制作会社へ修正を依頼する前に、対象をページ側とビジネスデータ側へ分けると、必要な準備を判断しやすくなります。
◆ 改修前に確認する内容 |
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軽微な文章修正と、サイト全体の構造変更では、必要な準備が違います。変更範囲が広いほど、サイト編集履歴だけに頼らず、複製サイトでの検証、CMSデータの確認、更新中の業務データへの影響を個別に整理してください。
復元できることより、復元が必要にならない進め方を決める
履歴があるからといって、公開中のサイトで複数の設定を一度に変更すると、どの作業が問題の原因だったのか分かりにくくなります。
作業項目を分け、変更前の画面を記録し、ひとつずつ確認する。公開後は見た目だけでなく、メニュー、問い合わせフォーム、ボタンの遷移、計測まで確認する。こうした進め方を決めておくほうが、復元だけに頼るより安全です。
WixerDesignでは、Wix・Wix Studioサイトの制作、改修、運用支援を行っています。変更したい箇所があるものの、影響範囲や事前準備が分からない場合は、現在のサイトURLと改修内容をお知らせください。
参考にしたWix公式情報
Wixの機能に関する記述は、2026年10月10日に確認した公式情報に基づいています。




