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AIとSaaS、どちらを選ぶ?Claudeで資料を作って、Gammaの必要性を考えた

23 時間前
読了時間: 5分

先日、AIで内容をまとめ、プレゼン資料を作るためのプロンプトを用意しました。


あとはGammaで形にすればいい。そう思っていたのですが、出来上がったものを見て、正直、微妙だなと感じました。


そこでClaudeにも資料を作らせてみたところ、こちらは普通に使えると感じる出来でした。


「これなら、資料を作るためにGammaを使う必要はあるのだろうか?」


今回、考えたいのはこの疑問です。Gammaだけの話ではありません。

普段使っているAIで用事が済むようになったとき、私たちは何を理由に、別のサービスを契約し続けるのでしょうか。


この記事の要点

  • 今回の資料作成ではClaudeの出力が自分の用途に合いましたが、製品全体の優劣を測った比較ではありません。

  • AIとSaaSを選ぶときは、完成物に加え、修正・共有・引き継ぎまで含めて比べたいと思います。

  • 作成機能が汎用AIと重なるサービスほど、使い続ける理由を利用者から問われるのではないかと考えています。



AIとSaaS、という分け方は少しややこしい


「AIか、SaaSか」と考えましたが、厳密には、この二つは対立する分類ではありません。


AIは技術の呼び方で、SaaSはインターネット経由でソフトウェアを提供する形態を指します。GammaもAIを使うサービスですし、Claudeもオンラインで利用するサービスです。


ここで比べたいのは、幅広い仕事を会話で頼める汎用AIと、資料作成など特定の用途に合わせて作られたサービスです。


今まで専用の道具を使っていた仕事を、普段のAIとのやり取りの中で終えられるようになる。その変化を、自分の仕事で感じたという話です。


Claudeの公式ヘルプでも、会話からPowerPoint、Word、Excel、PDFなどのファイルを作成できると案内されています。


資料の文章を考えてもらうだけでなく、ファイルとして形にするところまで頼めるわけです。



今回の出来栄えだけで、Gammaの価値は決められない


ここは、自分の感想と製品の評価を分けておきたいところです。今回、Gammaの仕上がりには満足できず、Claudeでは使えると感じました。


これは、今回自分が作った資料についての感想です。製品全体の性能を評価するには、入力条件や設定を揃え、ほかの資料でも比較する必要があります。


そのため、「誰が使ってもClaudeのほうがよい」「Gammaの品質が劣っている」とまでは言えません。違う資料や指示なら、感想が変わることもあるでしょう。


それでも、自分が契約を続ける理由を考え直すには、十分なきっかけでした。知りたいのは製品ランキングではなく、自分の仕事にとって必要なのかどうかだからです。


Gammaには、共有相手の閲覧・コメント・編集の権限を設定する機能があります。また、共有した資料の閲覧状況を見る分析機能も用意されています。


分析の全機能を使えるのはPro以上など、利用条件はプランで異なります。資料を作った後の使い方まで含めると、評価するポイントは変わります。



自分は、そのサービスのどこにお金を払っているのか


例えば、一人で資料を作り、PDFなどで相手に渡せればよい場合。普段のAIで満足できるものが作れ、その後の修正にも困らないなら、専用サービスを使う理由は小さくなるかもしれません。


一方、複数人で資料を更新したり、相手に見せる共有先を管理したりする仕事なら、作成後の機能が大事になります。


AIが作ったファイルを受け取ってから、自分たちで補う作業が増えるようなら、その分も比べる必要があります。


比べたい場面

自分の仕事で確かめること

最初の仕上がり

内容、見た目、提出形式が目的に合っているか。

修正するとき

一部分を直すのに、どれくらいの指示と確認が必要か。

相手に渡すとき

相手の環境で開けるか。必要な共有・編集の方法を使えるか。

担当者が変わるとき

元データや修正方法を、次の人が無理なく引き継げるか。

費用を振り返るとき

月額料金と、作成から確認・修正・共有までの手間に納得できるか。


「契約しているから使う」になっていないか。逆に、「AIで作れたから」という理由で、後の仕事を増やしていないか。今の自分の用途で一度、最後まで試してみるのがよいと思います。



AIがSaaSを置き換える、というより


この先、AIがSaaSをどこまで置き換えるのか。今回の体験だけで、そこまでは予測できません。


ただ、汎用AIで満足できる成果物が増えれば、用途ごとに別のサービスを契約する理由は、今より厳しく問われるのではないか。私はそう感じています。


特に、自分が使っている機能がAI側でも十分に使えるようになれば、契約を見直す候補にはなるでしょう。


同時に、GammaのようにAIを取り込んだ専用サービスもあります。こうしたサービスが、さらに使いやすくなる可能性もあります。


汎用AIの機能も、専用サービスの使い勝手も変わっていく中で、今日の判断がずっと続くとは限りません。これは将来への私の見方であって、特定のサービスが不要になるという予告ではありません。


使う側としては、AIかSaaSかという名前より、「今の仕事を、納得できる品質と手間で終えられるのはどれか」を、その都度見直すことになるのだと思います。



Web制作をする自分にも、同じ問いが返ってくる


WixerDesignは、WixやReaddyAI、Base44などを使ってWebサイトやアプリの制作を支援しています。だから、この話をサービス提供会社だけの問題として眺めてはいられません。


利用者がAIで形にできることが増えたとき、「作れます」という説明だけで依頼する理由になるのか。今回、Gammaについて感じた疑問は、そのまま自分たちの仕事にも返ってきます。


どのサービスを選ぶか。何を作り、何を作らないか。誰が更新し、公開後にどう使っていくか。


そうした判断や、実際に使って困った箇所の改善まで含めて、相談する意味がある仕事をしたいと思います。


今回の資料作りで感じたのは、AIの出来栄えへの驚きと同時に、使い慣れた道具を選び直す必要がある、ということでした。


皆さんが毎月料金を払っているサービスには、今も使い続けたい理由があるでしょうか。私も、自分の契約と仕事を見直してみます。


Webサイトやアプリで、どのサービスを使うか迷っている方は、実現したいことと、公開後の使い方をお聞かせください。




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