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Readdyとは?AIでWebサイトを作れるサービスを実際に使いながら調べてみた

3 時間前
読了時間: 11分

最近、AIに指示を出しながらWebサイトやアプリを作る「バイブコーディング」という言葉をよく聞くようになりました。


Webサイト制作を振り返ってみると、以前はHTMLやCSSなどのコードを書いて作ることが一般的でした。その後、コードを書かなくてもWebサイトを作れるノーコードツールが広がり、現在はさらに、文章でAIに指示しながらサイトそのものを作れる時代になりつつあります。


「コードを書く」から「ノーコードで作る」、そして「AIに指示して作る」。


Webサイトの作り方そのものが、また大きく変わろうとしていると感じています。

そんな中で、最近使い始めたのが「Readdy」です。



ReaddyAI公式サイトへのリンクバナー


Readdyは、作りたいWebサイトについて文章で伝えると、ページ構成やデザイン、文章、画像などをAIが生成してくれるサービスです。


実際にいくつかサイトを作ってみましたが、最初の形ができるまでのスピードはかなり速いです。

ただ、新しい海外サービスを仕事で使うとなると、単に「簡単にサイトが作れる」だけでは判断できません。


そもそも、どこの会社が運営しているのか。

日本語でどこまで使えるのか。

作ったサイトを企業案件で利用してもいいのか。

セキュリティや入力したデータはどう扱われるのか。


今回は、Readdyの公式サイト、ヘルプセンター、利用規約、プライバシーポリシーを確認しながら、2026年10月時点で分かっている内容を整理します。



Readdyはどんなサービスなのか

Readdyは、公式には「AIサイトビルダー」と説明されています。

作りたいサイトの内容を文章で伝えると、AIがページ構成、レイアウト、テキスト、画像などを含めてWebサイトを生成します。

テキストだけではなく、既存サイトのURLや画像、テンプレートなどをもとにサイトを作り始めることもできます。


実際に使ってみると、一般的なホームページ作成サービスとは少し感覚が違います。


「この場所にセクションを追加する」

「ここの背景を変える」

という操作を一つずつ行うより、

「このページに施工実績を追加して」

「もう少し企業らしいデザインにして」

「この内容をスマートフォンでも見やすくして」

といった形でAIへ伝えながら作っていきます。


もちろん細かな編集もできますが、基本にあるのはAIとのやり取りです。

最近言われているバイブコーディングの考え方を、Webサイト制作にかなり寄せたサービスというのが、実際に使ってみた印象です。


ただし、Readdy自身は公式に「バイブコーディングサービス」と定義しているわけではありません。

ここは分けて考えた方がよいと思います。



Webサイトを作るだけではない

最初にReaddyを触ったときは、「AIでWebサイトを作るサービス」という認識でした。

ただ、現在の機能を見ると、それだけではありません。


公式ヘルプセンターでは、AIによるサイト生成から編集、バックエンド、ホスティング、公開までを一つの環境で扱えると説明されています。


データベースや関数、ユーザー認証にも対応しているため、単純な会社案内サイトだけではなく、問い合わせフォームやログイン機能を持つサイトなども作れます。

StripeやShopifyなど外部サービスとの連携も案内されています。


また、上位プランではGitHub連携やコードエクスポート、クライアント管理、権限管理、ホワイトラベルなども提供されています。


このあたりを見ると、個人が自分のホームページを作るだけではなく、制作会社やフリーランスがクライアントサイトを作ることも想定しているサービスだと分かります。



Readdyはどこの会社が運営しているのか

Readdyはグローバルにサービスを展開していますが、運営会社はシンガポールに拠点を置いています。

Readdyのプライバシーポリシーには、サービスの運営主体として「INTERACTIVE LINK PTE. LTD.」と記載されており、所在地もシンガポールとなっています。


日本法人や日本国内の拠点については、2026年10月時点の公式情報では確認できませんでした。

一方で、日本語版の公式サイトやヘルプセンターが用意されるなど、日本市場への対応も進められています。



日本ではいつから使われているのか

ここは調べても、はっきり分かりませんでした。

Readdyが「日本で正式にサービスを開始した日」を明記した公式発表は、2026年10月7日時点で確認できていません。


一方で、現在は日本語版の公式サイトがあります。

料金ページも日本語化されていますし、ヘルプセンター、公式ブログにも日本語コンテンツがあります。少なくとも現在は、日本から利用することを想定したサービス展開が始まっていると考えてよいでしょう。



日本語でWebサイトは作れるのか

これは問題なく使えています。

プロンプトも日本語で入力できますし、日本語のWebサイトも生成できます。


Readdy公式サイト自体も日本語化されており、「文章を入力するだけでホームページを自動生成するAIサイトビルダー」と日本語で案内されています。


実際に使っていても、

「この文章を変更して」

「このセクションを削除して」

と日本語で指示できます。


ただし、日本語対応と、日本向けに完全にローカライズされていることは別です。


海外サービスなので、一部に英語が残っていたり、日本語の表現が不自然だったりすることはあります。日本語の文章についても、AIが生成したものをそのまま公開するのではなく、最終的には人が確認した方がよいと思います。



料金はクレジット制

Readdyは無料から利用できます。

2026年10月7日に公式料金ページを確認したところ、Freeプランでは毎月250クレジットが提供されています。


有料プランにはStarter、Pro、Agency、Agency Pro、Ultimateがあります。

例えばStarterは通常月額25ドルで、1年契約の場合は月額換算15ドルと表示されています。

ここは注意が必要で、「月額15ドル」という表示でも、1年契約を選べば年間契約になります。


また、プランによって使えるクレジット数や公開できるサイト数、ストレージ、バックエンド、クライアント管理などが変わります。


Readdyを試してみるだけなら無料プランでもできますが、実際にサイトを公開して運用する場合は、必要な機能とクレジット数を確認してプランを選ぶ必要があります。



企業のWebサイトにも使えるのか

ここは自分自身も気になっていました。

結論としては、企業サイトやクライアント案件で利用すること自体は想定されています。


Readdy公式ヘルプでも、代理店やフリーランスによるクライアントサイト制作が利用例として挙げられています。


料金プランにもAgencyやAgency Proがあり、クライアント管理や権限管理、ホワイトラベルなど、制作会社向けの機能が用意されています。


また、利用規約では、ユーザーが入力した内容の権利はユーザーに残り、AIが生成したOutputについても、適用法令の範囲でユーザーが権利を持つとされています。そのため、通常の企業サイトや店舗サイト、採用サイト、サービスサイトなどで利用することは可能です。


ただし、「企業案件に使える」と「どんな企業でも問題なく使える」は別です。

特に大企業や金融、医療、行政など、独自のセキュリティ基準がある案件では、別途確認が必要になると思います。



セキュリティはどうなのか

海外の新しいサービスをクライアント案件で利用するとき、一番慎重に確認したいのがセキュリティです。 Readdyのプライバシーポリシーでは、個人データを保護するために、暗号化、仮名化、アクセス制御、従業員へのセキュリティ教育などを実施すると記載されています。

Readdyで公開するサイトについても、独自ドメインやSSLに対応しています。

また、セキュリティに関する資料についてReaddy側へ直接確認したところ、2026年10月現在、最近の製品アップデートに合わせてコンプライアンスおよびセキュリティ関連資料を更新しているとの回答がありました。 資料が完成次第、ユーザー向けに公開する予定とのことです。


一方で、今回確認した公式サイト、ヘルプセンター、利用規約、プライバシーポリシーからは、SOC 2やISO/IEC 27001などの第三者認証の取得状況までは確認できませんでした。

これは、取得していないという意味ではありません。


現時点では、公開情報から確認できていないという状態です。そのため、大企業や金融、医療、行政など、独自のセキュリティ基準やセキュリティチェックシートへの回答が求められる案件では、事前にReaddy側へ個別確認した方がよいと考えています。



データはどこに保存されるのか

ここは公式のプライバシーポリシーに比較的詳しく書かれています。

ユーザーの個人データについては、シンガポールのAmazon Web Services上に保存すると記載されています。


一方で、ReaddyのAI機能を利用した際の入力内容と生成された出力については、米国やシンガポールなどに保存されると説明されています。つまり、日本国内だけでデータが処理・保存されるサービスではありません。


企業によってはデータの保存地域を指定している場合もあるため、この点も事前に確認した方がよいと思います。



AIに入力した内容は学習に使われるのか

企業案件でReaddyを利用する場合、気になるのがAIへ入力した情報の扱いです。


この点についてReaddyのコミュニティで直接確認したところ、2026年10月にReaddy側から、

「Readdy AIでは、プロンプト、アップロードしたファイル、生成されたコンテンツを含むユーザーデータを、モデルの学習には使用していない」という回答がありました。


Readdyでは、OpenAIやAnthropicなどが提供する大規模言語モデルを、商用API経由で利用しているとのことです。


Readdy側の説明では、これらの商用APIへ送信されたデータについても、各社のモデル学習にはデフォルトで利用されないとしています。一方で、安全性の監視や不正利用防止などを目的として、入力内容や生成結果が一定期間保存される場合があります。


Readdyからの回答では、一般的には最大30日程度と認識しているものの、正確な保存期間についてはOpenAIやAnthropic側のポリシーや契約条件によって異なるため、それぞれの最新情報を確認してほしいとのことでした。なお、2026年10月7日時点で公開されているReaddyの利用規約には、InputやOutputがモデル改善に利用される可能性や、オプトアウトについての記載が残っています。


今回Readdy側から得た回答とは内容に差があるため、公開されている規約の更新が追いついていない可能性があります。


そのため、現時点では「Readdy側の最新回答では学習には利用しない」と理解しつつ、企業案件で利用する場合は、機密情報や個人情報を不用意にAIへ入力しないという基本的な運用ルールは設けておいた方がよいと考えています。



実際に使ってみて感じること

現在、WixerDesignでもReaddyを使っていくつかWebサイトを制作しています。

使ってみて一番感じるのは、やはり「最初の形を作るまでが速い」ということです。


以前であれば、

サイト構成を考える。

ワイヤーフレームを作る。

デザインする。


という順番で進めていたところを、まずAIに作らせて、それを見ながら考えることができます。

これはかなり大きな変化だと思います。


ただ、正確にはWeb制作はAIが登場する前からノーコード化がかなり進んでいました。

コードを書く時代から、ノーコードで作る時代へ。

そして今は、AIに指示して作る時代へと移り始めています。


Readdyを使っていると、その変化をかなり分かりやすく感じます。

一方で、AIが作ってくれたから、そのまま公開できるわけではありません。


文章がおかしいこともありますし、ここで改行?と感じたり、思っていた導線になっていないこともあります。スマートフォンで確認すると、調整したくなる場所も出てきます。


SEOの設定や問い合わせフォーム、プライバシーポリシー、ドメイン、アクセス解析など、公開前に確認することもあります。


Readdyの利用規約にも、AIが生成する内容について正確性、完全性、機能性を保証するものではなく、利用者自身で確認する必要があると書かれています。

実際に使っていても、その通りだと感じます。



AIで「作る時間」は確実に短くなっている

Readdyを使っていると、Web制作の仕事がAIですべてなくなる、というよりも、仕事の中身が変わってきているように感じます。


以前は「どうやって作るか」に多くの時間を使っていました。

ノーコードが普及したことで、コードを書く時間はかなり減りました。


そしてAIが入ってきたことで、今度はレイアウトを組んだり、最初のデザインを作ったりする時間まで短くなり始めています。


これからは、

誰に向けて作るのか。

何を伝えるのか。

どんなページが必要なのか。

問い合わせまでどうつなげるのか。

AIが生成した内容は本当に正しいのか。

こうしたことを考える時間の方が増えていくのかもしれません。


AIにWebサイトを作ってもらうこと自体は、これからさらに簡単になっていくと思います。

だからこそ、作る前と作った後に、人が何を判断するかが今まで以上に重要になる。


Readdyを使っていて、今のところ一番感じているのはそこです。



Readdyはまだ変化の途中にあるサービス

Readdyは、AIに文章で指示しながらWebサイトを作り、そのまま公開まで進められるサービスです。日本語にも対応しており、現在は日本語版の公式サイト、ヘルプセンター、ブログも用意されています。


バックエンドや認証、SEO、AEO・GEO、クライアント管理、コードエクスポートなど、Webサイト制作以外の機能もかなり増えています。


一方で、日本での正式なサービス開始時期や、SOC 2・ISO 27001などの第三者認証については、今回確認した公式情報だけでは確認できませんでした。


セキュリティやAIへの入力データについても、企業案件で使う場合には内容を理解しておいた方がよい部分があります。自分自身も、まだReaddyのすべてを把握できているわけではありません。


機能追加のペースも速いので、数か月後にはこの記事の内容が変わっている可能性もあります。


WixerDesignでは、実際のWebサイト制作でもReaddyを使い始めています。

今後も実際に使いながら、良いところだけではなく、気になったところや企業案件で確認した方がよい部分も含めて紹介していこうと思います。



ReaddyAI公式サイトへのリンクバナー



参考にしたReaddy公式情報


※Readdyに関する仕様・料金・規約は、2026年10月7日に確認した公式情報に基づいています。

サービス内容は変更される可能性があるため、利用前には最新の公式情報をご確認ください。

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