セキュリティのニュースを見て、ホームページを乗り換えるべきか?
「うちのホームページは大丈夫だろうか」
セキュリティに関するニュースを見ると、使っているサービスが気になるものです。制作を依頼した会社に、確認したくなる方もいるでしょう。
ただ、ニュースを見てすぐに「別のサービスへ移そう」と考える前に、確認したいことがあります。
それは、今回の問題が、自社のホームページに関係するのかという点です。
この記事の要点 |
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「ホームページの問題」とひとくくりにしない
ホームページに関わるセキュリティの問題には、さまざまな原因があります。
サイトを動かす仕組みに問題が見つかる場合もあれば、管理者のログイン情報が盗まれる場合もあります。外部で利用している予約サービスや、連携先で問題が起きることも考えられます。
同じ「ホームページに関する問題」でも、確認する場所も、必要な対応も異なります。
問題が見つかった仕組みを、自社のサイトが使っているのか。まずはそこを確かめる必要があります。
自社の利用環境が影響を受けないと確認できれば、その問題を理由に、急いでサイトを移す必要はありません。
乗り換えるなら、何が改善されるのか
AIを使えば、今のホームページに似たデザインを短時間で作り直し、制作費を抑えられる場合もあります。乗り換えのハードルは、以前より低くなってきています。
ただ、セキュリティへの不安から乗り換えるなら、確認したいのは「同じように作れるか」よりも、「移行先で何が改善されるか」です。
例えば、システムの更新を自社で続けるのが難しいのであれば、その管理をサービス提供元に任せられる環境へ移すことには意味があります。
一方、管理者のログイン情報や、誰が情報を閲覧できるかという設定に問題があるなら、サービスを変えるだけでは解決しません。移行先でも、アカウントや権限を適切に管理する必要があります。
問い合わせフォームや予約機能、保存しているデータなども、見た目を再現するだけで引き継げるとは限りません。自社のサイトで何を使っているかに応じて、確認する作業は変わります。
今回の問題への対応方法が明確で、対応する担当者も決まっているなら、今の環境で必要な対策を進める選択肢もあります。
比べたいのは、サービスだけではありません。
今ある不安や管理上の問題を解消できるか。そして、自社の体制で公開後も管理を続けられるか。その点まで含めて、乗り換える意味を考えたいところです。
今回の問題の影響がなくても、日常の対策は必要
今回の脆弱性の影響を受けないと分かれば、その点は安心できます。
ただし、管理者のログイン情報が盗まれたり、情報の公開範囲を誤って設定したりするリスクは別にあります。
今回の問題への対応が不要でも、アカウントやアクセス権限の確認は引き続き必要です。
また、あるサービスで脆弱性が公表されたからといって、それだけでサービス全体の安全性を判断することもできません。
自社への影響が説明されているか。対応方法が示されているか。利用者が取るべき行動を確認できるか。
企業として利用するサービスを選ぶ際は、問題が起きたときに必要な情報を得られるかどうかも、判断材料になります。
セキュリティのニュースを、管理状況を確かめるきっかけにする
普段、ホームページの管理について考える機会は、あまり多くないかもしれません。
今回のようなニュースは、現在の管理状況を確かめるきっかけになります。
どのサービスで動いているのか。誰が管理しているのか。問題が起きたとき、最初にどこへ連絡するのか。
このあたりをすぐに答えられないなら、乗り換え先を探す前に、現在の状況を整理するところから始めてはいかがでしょうか。
乗り換えが必要なのか、今の環境を整えればよいのか。その判断も、状況が見えてからのほうが具体的になります。
WixerDesignでは、Wixを利用したホームページの制作・運用についてご相談を受け付けています。現在のサイトで困っていることや、管理上の不明点があれば、お聞かせください。
参考にした公式資料
本記事はサービス選びについてのコラムです。 アカウント保護と情報の閲覧権限については、以下のWix公式資料を2026年10月24日に確認しています。
公式資料: Wix アカウントで2段階認証を使用する 公式資料: CMS:コレクションの権限について




