Wixの新着情報、ブログとCMSのどちらで作る?更新の決め方
Wixの新着情報を自社で更新したい。制作を依頼するとき、日付とタイトルが並ぶ見本だけを渡していないでしょうか。見た目は同じでも、その裏で記事を書くのか、決まった入力欄に情報を入れるのかで、担当者の作業は変わります。
本文を読んでもらうお知らせなら、まずWixブログを候補にする。日付・分類・リンク先などを決まった項目として管理したいなら、Wix CMSを使う構成も検討する。この順番で考えると、必要以上に複雑な仕組みを作らずに済みます。
この記事の要点 |
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Wixの新着情報は「載せる内容」から選ぶ
ここで比べるのは、記事管理機能を備えた「Wixブログ」と、Wix CMSのコレクションに情報を保存して一覧や詳細ページへつなぐ構成です。ブログも広い意味ではコンテンツ管理の仕組みなので、「ブログには管理機能がない」という区別ではありません。
たとえば休業案内でも、短い本文を読む記事なのか、営業カレンダーへ移動するリンクなのかで、欲しい画面は違います。会社案内の一部を書き換えるだけで済む情報を、毎回お知らせとして増やす必要があるかも考えておきましょう。
掲載したい内容の例 | まず検討する構成と確認点 |
文章と写真で伝える活動報告 | Wixブログを候補に、記事ページと一覧の表示が目的に合うか確認します。 |
日付・分類・見出しを揃える短い告知 | CMSも候補に、必要な入力項目と表示先を整理します。本文を付ける運用ならブログでも検討できます。 |
詳細ページへ移動する記事と、外部リンクの告知が混在 | 項目ごとのリンク先・詳細ページの有無を、見本と一緒に制作側へ伝えます。方式名だけで実現可否を決めません。 |
次の説明は2026年10月20日に確認した公式仕様を踏まえたものです。構成の選び方や受け入れ確認の例は、WixerDesignからの提案です。
記事を書く運用なら、Wixブログを先に確認する
Wixブログには、記事を下書きとして保存し、準備ができてから公開する仕組みがあります。日時を指定する予約投稿も用意されています。公開前に原稿を確認しておきたい運用では、まずこの既存機能で足りるかを見ていくと整理しやすくなります。
ブログを追加すると、記事の一覧を表示するブログページと、個々の記事を表示する記事ページが作られます。ブログページの名前は変更でき、カテゴリーを使った分類や、他のページへの記事リストの設置もできます。「ブログ」という名前だから企業のお知らせには使えない、ということではありません。
ただし、「お知らせを3件だけトップページに載せたい」「写真のない記事も出したい」といった条件は、採用するブログパーツと表示設定で確認してください。完成見本には、写真がある記事だけでなく、長いタイトルや短い告知も入れておくと、必要な調整が見つかります。
公式資料: Wix ブログ:ブログページについて
項目を揃えて管理するなら、CMSの入力と表示を一緒に設計する
Wix CMSは、エディタとは別のコレクション(データベース)でコンテンツを管理し、リピーターやテーブルなどの要素へ接続できる仕組みです。コレクションは情報を入れる場所、ページ上の要素はその情報を見せる場所、と分けて考えると理解しやすくなります。
公式資料: CMS(コンテンツ管理システム):概要
新着情報に使うなら、たとえば次のような入力項目を先に決めます。これは項目設計の例であり、CMSを追加すればこの形が自動的に完成するという意味ではありません。
項目の例 | 制作前に決めておきたいこと |
掲載日 | 一覧に見せる日付と、並び順に使う日付をどう扱うか。 |
分類 | 「お知らせ」「メディア掲載」など、誰が見ても選べる名称にするか。 |
見出し | 長い場合もスマートフォンで読める表示になっているか。 |
本文・移動先 | 詳細ページが必要か、別ページへ案内するのか。未入力の場合をどう扱うか。 |
動的リストページでは、データセットを通じて表示件数・フィルター・並び替えを設定できます。新しい順に並べたいのか、重要なお知らせを優先したいのか。管理画面に情報を入れたあと、サイトのどこへ、どんな条件で出るかまで含めて設計が必要です。
公式資料: CMS:動的リストページを追加・設定する
更新担当者のアカウントで、一度操作してもらう
CMSを選ぶ場合は、更新する人の役割とコレクションの権限も確認します。公式資料では、カスタム役割でCMSへのアクセスを設定し、コレクションの「高度」の権限で操作を調整する方法が説明されています。権限を追加すれば常に制限が細かくなるわけではなく、サイト編集など特定の権限を付けると管理者の役割になる点にも注意が必要です。
公式資料: CMS:カスタム役割と権限を作成する
ブログとCMSのどちらでも、制作担当者のアカウントで更新できただけでは引き継ぎの確認になりません。日常的に担当する人のアカウントで、実際に掲載予定の原稿を使って試すことをおすすめします。
確認する作業 | 確認しておきたい結果 |
新しいお知らせを登録する | 入力場所と必須の内容が分かり、誰に原稿確認を依頼するかも分かる。 |
公開前の内容を確認する | 未完成の情報がどこまで表示されるか、採用した仕組みで確認できる。 |
既存のお知らせを訂正する | 修正が一覧と詳細のどこへ反映されるか、担当者が説明できる。 |
掲載後の表示を見る | トップページ・一覧・詳細・リンク先を、スマートフォンでも確認できる。 |
公開日時の指定が必要な場合は、設定場所、確認方法、訂正時の手順をマニュアルに残してください。「掲載日」という入力欄を用意することと、公開のタイミングを管理することは、分けて依頼内容に書いておきます。
依頼前には、見本の原稿を3件用意する
制作会社に相談するなら、普段のお知らせ、本文の長いお知らせ、リンクだけで案内したいお知らせなど、性格の違う原稿を3件ほど用意すると話が具体的になります。画像が毎回そろうか、分類が増えるか、訂正は誰が行うかも伝えてください。
「CMSのほうが自由だから」という理由だけで選ぶより、実際に入力する情報と更新する人を見ながら、既存のブログ機能で足りる部分と、独自の設計が必要な部分を見積もってもらうほうが判断しやすくなります。
WixerDesignでは、Wix・Wix Studioを使ったサイト制作や、公開後の改善・運用についてご相談を受け付けています。新着情報の更新に困っている場合は、現在のサイトURL、掲載したい原稿、担当者が困っている操作をお知らせください。


