Wixのサイト内検索は必要?情報が増えた企業サイトの整え方
更新日:2 時間前
記事やお知らせを増やしてきたのに、過去の情報を案内するたびにURLを探している。そんなとき、ホームページに検索欄を付けたくなるかもしれません。
ただ、検索欄があれば、訪問者が必要な情報を見つけられるとは限りません。何を検索の対象にするか、結果に何が出るかまで確かめる必要があります。
Wixのサイト内検索を検討するときは、検索で探せるようにしたい情報と、メニューから直接案内したい情報を分けて考えてみてください。
この記事の要点 |
サイト内検索は、記事や情報が増え、訪問者が名前や言葉から探したいときに導入を検討します。 |
会社概要や問い合わせ先など、迷わず進んでほしいページはメニューからも案内します。 |
導入後は実際の検索結果と「検索結果がない検索」を確認し、設定・言葉・情報の不足を分けて見直します。 |
Wixのサイト内検索が役立つのは、どんなサイト?
サイト内検索は、自社のホームページの中から、入力した言葉に合う情報を探す機能です。Googleで自社サイトを見つけてもらうための対策とは、目的が異なります。
たとえば、過去のお知らせから製品名を探したい、ブログから特定のテーマを読みたい、といった場面を想定できます。情報が継続して増え、一覧を順に読むだけでは探しにくくなったら、導入を検討する理由になります。
一方、会社概要、主力サービス、問い合わせ先が中心の小さなサイトなら、まずメニューの名前と配置を見直す方法があります。「何を入力すればよいか」を訪問者に考えてもらうより、行き先を示したほうがよい場面もあるためです。
ページ数だけで必要・不要を決めず、訪問者が何を探すのかを具体的にしてから判断します。
追加する前に、探してほしい情報を決める
Wixの「Wixサイト検索」を追加すると、検索バーと検索結果ページが用意されます。検索結果に含めるコンテンツの種類や、ページ・ブログ記事などの種類の並び順を設定できます。
ここで、最初に決めたいのは「サイトの何でも探せるようにする」ことではなく、どの情報へ案内するために設置するかです。
製品情報を探すための検索なのに、古いイベント告知ばかり目に入るなら、訪問者の目的と設定が合っているかを見直します。種類の並び替えと、一件ごとの検索結果を思いどおりの順位にすることは、分けて考えてください。
独自に作った情報一覧や外部サービスの内容まで探したい場合は、その情報が検索対象になるか、制作会社に具体的なページを示して確認しましょう。導入前に対象と対象外をそろえておくと、完成後の認識のずれを減らせます。
メニューから案内する情報は、検索に任せきりにしない
問い合わせ先を探すために、訪問者が「問い合わせ」「連絡先」「相談」と何度も入力する。そんな状況なら、検索機能の調整だけでなく、直接進めるリンクを見直したいところです。
本記事では、次のように役割を分けることを提案します。
探している情報 | 案内方法の考え方 |
会社概要・問い合わせ先 | メニューやページ内のリンクから、直接進めるようにします。 |
過去のお知らせ・ブログ記事 | カテゴリーや一覧に加え、言葉から探す方法としてサイト内検索を検討します。 |
主力サービス・料金の条件 | サービスページから説明をたどれるようにし、検索しなくても判断材料に届くか確認します。 |
よく聞かれる質問 | 関連するページに回答やリンクを置き、検索だけを回答への入口にしないようにします。 |
検索欄を付けるために、今あるメニューを減らす必要はありません。それぞれの入口から、どこへ案内するかを考えます。
公開前は、訪問者が使いそうな言葉で試す
設置後は、検索欄の見た目だけで判断せず、スマートフォンでも実際に使ってみてください。入力して結果へ進めるか、記事やページの違いが分かるか、選んだ先に目的の説明があるかを確認します。
確認用の言葉には、正式なサービス名だけでなく、普段の問い合わせで使われる表現も選びます。たとえば「保守」と「更新サポート」のように、社内の呼び方と顧客の言葉が違うことも考えられます。
どちらの言葉でも自動的に同じ結果になる、と期待するのではなく、自社サイトではどう表示されるかを確かめます。結果が出ない場合は、設定と掲載内容を確認し、必要ならページの説明にも読者が使う言葉を添えます。
結果に出たページの情報が古ければ、見つけやすくしても案内の役目を果たせません。終了したサービスや過去のお知らせが表示された場合に、現在の情報へ進めるかも見ておきましょう。
検索結果が出なかった言葉を、更新の手がかりにする
Wix Analyticsには、「上位検索用語」「一定期間での検索」「検索結果がない検索」などのレポートがあります。これらの検索レポートは、Wix サイト検索を使うサイトが対象です。
ただし、結果がなかった言葉を見つけても、すぐに新しい記事を作る必要があるとは限りません。情報自体がないのか、掲載済みでも言葉が合わないのか、検索対象の設定を確認する必要があるのかを分けて調べます。
件数が少ないうちは、一度の検索だけで大きな変更を決めず、同じ質問が問い合わせでも出ているかを照らし合わせます。営業や窓口の担当者に、案内しにくい情報を聞いてみるのも一つの方法です。
自分でテストした操作と、訪問者の利用状況も混同しないようにしてください。公式ヘルプでは、Wixアカウントにログインした状態で、同じ端末とブラウザから自分のサイトにアクセスした場合、サイト検索レポートには計上されないと案内されています。
サイト全体を作り直す前に、入口から見直す
まずは、訪問者に探してほしい情報を一つ選び、その情報までの行き方を確かめてみてください。メニュー名を変える、関連ページからリンクを置く、一覧を整理する。それで解決するなら、検索機能の追加を急がない判断もできます。
情報が増え続けるサイトなら、検索を補助の入口として用意し、公開後も結果を見直す担当を決めておきます。追加することより、使える状態を保つことまで含めて考えたい機能です。
WixerDesignでは、Wix・Wix Studioによるサイトの制作・改善・運用を支援しています。「情報はあるのに案内しにくい」という場合は、現在のサイトと、探してほしいページをお知らせください。メニューや一覧の改善で対応するか、検索機能が必要かを一緒に整理します。
機能に関する記述は2026年11月01日に確認した公式ヘルプに基づきます。導入の判断基準や具体例は、公式仕様を踏まえた本記事の提案です。




