「WixかWordPressか」より大切なこと|制作会社選びで見るべき視点
- 平川 亮二

- 5 時間前
- 読了時間: 4分

Web制作を相談すると、制作会社ごとに「おすすめするサービス」が大きく違うことがあります。
ある会社はWordPressを勧める。
ある会社はStudioを勧める。
そして、私たちのようにWixを専門にしている会社もあります。
その際、少なくないケースで起きるのが、「他サービスのネガティブ情報」が前面に出ることです。
「Wixは表示速度が遅い」
「SEOに弱い」
「デザインの自由度が低い」
逆に、Wix側から見れば、WordPressや他サービスに対して否定的な話を聞くこともあります。
ただ、実際にホームページを作りたい企業や担当者にとって、本当に重要なのはそこなのでしょうか。
制作会社は“自社が得意なもの”を提案する
これは悪いことではありません。
制作会社にも、それぞれ得意な技術や構築方法があります。
・慣れているプラットフォーム
・過去の実績
・社内体制
・保守運用のやり方
こうした背景があるため、自社が扱いやすいサービスを提案するのは自然なことです。
ただし、注意しなければいけないのは、「お客様に最適か」よりも、「自社が売りやすいか」が優先されてしまうケースです。
「Wixは遅い」「SEOが弱い」は本当に重要なのか?
Wixについては、昔からさまざまな意見があります。
・表示速度が遅い
・SEOに弱い
・大規模サイトに向かない
・細かいカスタマイズが難しい
こうした情報を見たことがある方も多いかもしれません。
ただ、ここで注意しなければいけないのは、「その情報がいつの時代のものか」という点です。
実際、Wixはここ数年でかなり進化しています。
例えば表示速度についても、以前より大きく改善されています。SEOについても、現在のWixはGoogle検索に必要な基本機能を十分備えており、適切に設計・運用すれば検索流入を獲得することは十分可能です。 特に近年は、従来のWixに加え、より高度な制作・運用に対応した『Wix Studio』も登場しています。
また、近年は「Wix Studio」の登場によって、
・レスポンシブ設計
・高度なレイアウト調整
・大規模サイト対応
・細かいカスタマイズ
など、従来のWixで課題とされていた部分も大きく改善されています。
もちろん、どのプラットフォームにも向き・不向きはあります。
ただ、現在でも数年前の情報だけをもとに、
「WixはSEOが弱い」
「Wixは遅い」
「Wixでは大規模運用はできない」
と語られているケースは少なくありません。
これはWixに限った話ではなく、Web業界全体で“過去のイメージ”が長く残り続ける典型例だと思います。
だからこそ重要なのは、古い評判だけではなく、「今、実際にどうなのか」を見ることです。
私たちがWixを提案する理由
私たちはWix専門の制作会社です。
ただ、それは「Wixしか知らないから」ではありません。
実際には、
・更新性
・運用のしやすさ
・企業側で改善を続けやすいこと
・非エンジニアでも扱いやすいこと
を含めて、多くの企業にとって現実的な選択肢だと考えているためです。
特に最近は、「作って終わり」ではなく、「公開後にどう運用していくか」の重要性が以前よりも高くなっています。
だからこそ、私たちは“制作”だけでなく、“運用まで含めた現実性”を重視しています。
もちろん、すべてをWixで解決しようとは考えていません。
要件によっては、他サービスのほうが適しているケースもあります。
その場合は、無理にWixを勧めるのではなく、専門領域に強い制作会社をご紹介することもあります。
制作会社を見る時に大切なこと
制作会社に相談する際は、「どのサービスを推しているか」だけでなく、「誰目線で提案しているか」を見ることが大切です。
・お客様の運用まで考えているか
・担当者変更まで想定しているか
・更新し続けられる仕組みになっているか
・“作ること”だけが目的になっていないか
この視点だけでも、制作会社選びでの失敗はかなり減ると思います。
まとめ
Web制作は、「どのツールが最強か」を決める話ではありません。
大切なのは、自社の目的や運用体制に合った選択ができることです。
そして、その判断を“制作会社都合”ではなく、“利用する側の視点”で一緒に考えてくれるかどうか。
そこが、長く運用できるWebサイトになるかを大きく左右すると、私たちは考えています。


