【2026年最新版】Wixプレミアムプランとは?料金・選び方をプロがわかりやすく解説
- 平川 亮二

- 2016年12月26日
- 読了時間: 8分
更新日:3 日前
はじめに 本記事は2016年に公開した内容を、2026年時点の最新情報に基づき全面刷新したものです。現在のWixは、当時と比較して料金体系・プラン構成・制作環境すべてが大きく変化しています。
Wixプレミアムプランとは?
Wixのプレミアムプランは、2016年当時と比べて大きく変わりました。
以前は「無料版との違い」だけを理解していればよい時期もありましたが、現在は制作環境そのものが広がり、料金体系も複数に分かれています。
いまWixを検討するうえで重要なのは、単純に「いちばん安いプランを選ぶこと」ではありません。
自社サイトの目的、更新体制、決済の有無、制作規模に応じて、適切なプランを選ぶことが大切です。
この記事では、現在のWixの料金体系を整理したうえで、WixエディタとWix Studioの違い、各プランの考え方、決済機能を使う場合の注意点までまとめて解説します。
まず押さえておきたいのは、現在のWixには大きく分けて2つの料金体系があるという点です。
ひとつは、一般的なWebサイト制作で広く使われている「Wixエディタ」の料金体系。
もうひとつは、制作会社やチームでの運用を前提とした「Wix Studio」の料金体系です。
つまり、いまのWixは「ひとつの料金表だけを見ればよい」状態ではありません。
どの制作環境を使うのかによって、見るべき料金表そのものが異なります。
そもそもWixは無料でも利用できますが、ビジネスとしてサイト運用を行う場合はプレミアムプランが前提となります。
主な違いは以下です。
・独自ドメインの利用
・Wix広告の非表示
・容量/帯域の拡張
・マーケティング機能の利用
・決済機能(上位プラン)
結論、ビジネス用途ではプレミアムは必須です。
■ Wixエディタの料金体系(WixHarmony含む)
まずはWixエディタから見ていきます。
Wixエディタのプレミアムプランは、現在、以下の4つで構成されています。
プラン一覧(日本円)
・パーソナル:約1,300円/月
・スモールビジネス:約1,150円/月
・ビジネス:約1,350円/月
・ビジネスプライム:約6,750円/月
※年払い契約時の目安料金
※契約時期・キャンペーン等により変動する場合があります

パーソナルは、個人サイトや簡易的な情報発信サイトに向いた位置づけです。
会社案内やポートフォリオのように、まずはサイトを持ちたいという用途には合いやすい一方で、機能面ではビジネス利用に必要な要素が限られます。
サイトを公開すること自体が主目的であり、商品販売や予約受付などを前提にしないケース向きです。
スモールビジネスは、小規模事業者が実用目的で使い始める際の基準になりやすいプランです。
とくに重要なのは、提示いただいた料金画面の内容から、オンライン決済を伴う機能を使う場合は、このスモールビジネス以上が前提になる点です。
つまり、Wixストア、予約機能、サービス販売などを使う可能性があるなら、パーソナルではなく、最初からスモールビジネス以上を検討したほうがよいということです。
ビジネスは、店舗やサービス業、中小企業の本格運用を想定しやすいプランです。
サイトを単に名刺代わりに置いておくのではなく、実際に集客や問い合わせ、サービス提供につなげたい場合に向いています。
将来的に運用を広げる前提があるなら、最初からこのあたりを基準に考えるほうが実務では無理がありません。
ビジネスプライムは、より高い水準の運用や、規模の大きい事業向けの最上位プランです。
アクセス規模や事業規模、求めるサポート範囲が大きいケースでは候補になりますが、すべての事業者に必要なわけではありません。
「上位だから安心」という理由だけで選ぶより、自社に本当に必要な運用条件があるかどうかを見極めることが大切です。
■ Wix Studioの料金体系(制作会社・チーム向け)
次に、Wix Studioの料金体系です。
Wix Studioは、一般的なサイト作成ツールというより、制作会社やチームでのサイト制作・管理に向いた環境です。
クライアントワーク、複数案件の同時進行、チームでの共同編集などを前提に考えるなら、Wixエディタとは別軸で検討すべきサービスです。
Wix Studioのプランは、現在、以下のように整理できます。
プラン一覧(日本円)
・ベーシック:約1,400円/月
・スタンダード:約2,100円/月
・プラス:約2,500円/月
・エリート:約12,000円/月
・エンタープライズ:個別見積
※年払い契約時の目安料金

ベーシックは、Wix Studioを小さく始めるための入口に近いプランです。
まずWixStudio環境を試したい、あるいは限定的な用途で使いたい場合には候補になります。
ただし、オンライン決済を伴う機能を前提にするなら、このベーシックではなく、次のスタンダード以上が必要です。
スタンダードは、Wix Studioで実務利用を始める際の基準プランと考えやすいです。
とくに、オンライン決済を伴うサイト運用を考える場合、このスタンダード以上が前提になっています。つまり、Wix Studioでストア、予約、サービス販売などを扱うなら、最低でもスタンダード以上を見ておく必要があります。
プラスは、より継続的な案件運用や、制作チームとしての活用を見据えたプランとして考えやすいです。
複数の案件を抱えたり、より本格的にWixStudioを活用したい場合には、このあたりが現実的な選択肢になります。
ベーシックやスタンダードが「使い始める」ためのラインだとすれば、プラスは「運用基盤として活かす」ためのラインに近い印象です。
エリートは、大規模案件や高い運用要件を前提にした上位プランです。
一般的な小規模サイトには過剰になる可能性がありますが、企業案件や継続的な運用、より高いスペックが求められる場面では選択肢に入ります。
ただし、これも「高いからよい」ではなく、必要性があるかどうかで判断すべきです。
エンタープライズは、個別見積の領域です。
通常の料金比較だけで判断するプランではなく、専用の要件や運用体制が前提になるケース向けと考えるのが自然です。
ここまでを整理すると、WixエディタとWix Studioの違いはかなり明確です。
Wixエディタは、1サイトごとの運用を考える際に適しています。
個人事業、小規模企業、一般的な会社案内サイト、店舗サイトなどでは、こちらが現実的な選択になることが多いでしょう。
一方でWix Studioは、複数案件、共同編集、制作体制そのものを見据えて使うサービスです。
つまり、サイト単体ではなく、制作の仕組み全体をどう回すかという視点で選ぶものです。そのため、制作会社、社内チーム、大規模案件、複数サイトを扱う体制では、Wix Studioのほうが適しているケースが増えます。
次に、実務上とても重要な決済機能について整理します。
オンライン決済を利用する場合、プラン選びを間違えると、あとから契約を見直すことになります。
この点は非常に多い見落としポイントです。
Wixエディタでは、決済機能を使う場合はスモールビジネス以上が必要です。つまり、パーソナルでは決済機能を前提にした運用は難しく、Wixストア、予約、サービス販売などを考えるなら、スモールビジネス、ビジネス、ビジネスプライムのいずれかを選ぶ必要があります。
同様に、Wix Studioでは、決済機能を使う場合はスタンダード以上が必要です。
そのため、ベーシックで始めてから、あとでストアや予約を追加しようとすると、プラン変更が必要になる可能性があります。
この点から言えるのは、料金を安く抑えることだけを優先して最初にプランを選ぶと、あとでやり直しが発生しやすいということです。
特に、商品販売、予約受付、オンライン決済の可能性が少しでもあるなら、最初からそれを前提にしたプラン選定をしておくほうが合理的です。
では、どのように選べばよいのでしょうか。
個人の情報発信やポートフォリオ、まずは名刺代わりのサイトを持ちたい場合は、Wixエディタのパーソナルが候補になります。ただし、後から販売や予約を入れる可能性があるなら、最初からスモールビジネス以上を選んだほうが無難です。
小規模事業者や店舗、サービス業で、問い合わせだけでなく予約や販売まで見据えるなら、Wixエディタのスモールビジネスまたはビジネスが現実的です。とくに、実運用を考えるなら、価格だけでなく、今後どこまで広げるかを踏まえて検討したほうがよいでしょう。
企業サイトや制作案件、複数サイトを扱う体制、あるいはチームでの運用を前提にするなら、Wix Studioが選択肢に入ります。
この場合も、決済を伴うならスタンダード以上を前提に考えるべきです。
単なる試用であれば無料またはベーシックでもよいですが、実務で使う基盤として見るなら、スタンダード以上の検討が自然です。
ここで、Wix Harmonyについても触れておきます。
Wix Harmonyは新しい制作エディタですが、料金体系はWixエディタと共通です。
つまり、Wix Harmonyを利用する場合も、以下のWixプレミアムプランが適用されます。
・パーソナル
・スモールビジネス
・ビジネス
・ビジネスプライム
Wix Harmonyは、Wixの「新しいプロダクト」であり、料金プランそのものではありません。
まとめ
現在のWixは、以下の構造で整理できます。
・WixエディタとWix Harmonyは同一料金体系
・Wix Studioは別の料金体系
また、オンライン決済を行う場合は
・Wixエディタ → スモールビジネス以上
・Wix Studio → スタンダード以上
が必要です。
この条件を最初に整理することで、後からプランを変更するリスクを減らすことができます。
最後に
Wixのプランは、単純な価格比較では判断できません。
重要なのは、「何をするサイトなのか」「どのように運用するのか」という前提です。
これらを整理したうえで選ぶことで、無駄なコストややり直しを防ぐことができます。


